循環のプロジェクト
「循環するモノづくり」のプロダクトの一つに端切れコースターがあります。
服をつくる過程で生まれる端切を、大事に種類ごとに取ってあります。
染色の時に一緒に染めたり、接いだり、また染めたりしてささやかな小物や、エプロンなどの服になったりしています。
全てではないけど一部、自分の暮らす場所でモノづくりの環(わ)が循環し、完結する様なことができればと思って始めた、端切れをつかったモノづくり。
刺繍はいつも近所の縫い子さんにちくちく縫いさしして貰っています。
縫子さんたちもやがては高齢になりいつまで続けることができるかは分かりませんが、このささやかだけど、温かみと味のあるモノは地元の方たちに支えられてできています。
時々は自分も少しチクチクと縫ったりします。
慌ただしく活動する中で、生産性もなく無心でゆっくり手を動かす時間は、ただ楽しくてとても自分を癒やしてくれます。
少しずつ耕し種を撒きながらつくってきた大切なフィールドです。