これまでのこと

私たちは、山間の集落に移り住み、暮らしを整え、
服と循環するものづくりの環(わ)をつくりながら「てとてびと」という名で活動しています。
てとてびとの製品の多くは、デザインとパターンを起こしたものを近くに住む方達に縫ってもらい、
藍や天然染料での染色は、薪や井戸水などを使い豊かな自然環境の中で行います。

循環の環のイメージは、 モノをつくるまでのプロセスに、モノが出来てから誰かの手元に届くまでに、
人との間、自然との間、流れの中に有機的なものが巡っていているイメージです。

共に暮らし、寄り添い、働き、育つ日々のモノ。
布地や染めが時間をかけて変化し、手に渡った方と共に年を重ね育ってゆくことを想い、
少しずつ変化していく循環の環の中で より良いものづくりの在り方について考えてきました。

これからのこと

まだまだ私達は未完成で思い描く道の途中にいます。
今は小さな環(わ)ですが、少しずつ広げたり確実なものにしていきながら
上手く巡るようになればという奮闘は続いています。

つくること、うること、生活すること、家族や子育てのこと、
均衡をとりながら よりよいものづくり、よりよい場所や環境、よりよい働き方、よりよい生き方 …
ゆれながら、探しながら、もがきながら、変わりながら、確かめながら、
自分たちの道をすすんでいきたいと思っています。

また、今は主に自分達の場所を守りながら販売活動をしていますが、
元々旅の中で出会った私達夫婦、旅の中で沢山の手仕事に出会い心を動かされたことが原点にあります。
今後は沢山の人と出会いながらモノをつくり、渡していけるような機会をもてればと思っています。

てとてびと商店

てとてびと商店は、私たちの営みの一部で、私たちがつくる服やモノを
自らの手でわたす商いの場所です。

移り住んだ山間部の集落にある、忘れられ静かに佇む廃郵便局を
自分たちで地道に手を入れて直し、循環の環(わ)の拠点としてつくりました。
まだまだ未完成ですが、少しずつ開かれた場所へ、
開きながら形づくっていこうと2020年4月より営みを始めました。

商店では私たちのつくるものの他、
自分達が選んだ紹介したいと思うよいものも並べています。
選ぶテーマの一つとして、環境なのか社会なのか、
なんらかの「循環」することを意識したモノづくりをしている
プロダクトを選んでいます。
ここでしかない人とものの出会いの場所を目指して。

営業形態など試行錯誤しながら試運転を続けている感覚です。
不定期営業となりますので、お出かけの際は営業スケジュールをご確認下さい。

instagramてとてびと商店

ナビ利用の場合は西友八百津店を目的地に国道418号を走行
西友を左手にみて道なり
丸山トンネルを抜けた後「久田見」方面へ右折
しばらく山道を走りT字路に当たったら
「久田見・福地」方面へ右折
「久田見市街地(だんじりの里)」の看板を右折
現:久田見郵便局の向かい

Google map